北海道遠征3  斜里岳  平成29年8月13日

8月12日
休養日、移動中にウナベツ自然休暇村の中にあるウナベツ温泉に寄った。
小さな湯舟、雰囲気の良い温泉、高齢者100円だった。道の駅 パパスランドさっつるに車泊、温泉が併設されている、便利なところです。斜里岳の眺めも良い。

8月13日 斜里岳
清岳荘6;50〜下二俣7;45〜上二俣9:15〜10;05斜里岳10;30〜上二俣11;00〜11;40熊見峠11;50〜下二俣12;25〜13;10清岳荘


道の駅パパスランドで斜里岳の姿を眺めて出発した。
少し先では羅臼岳の連山も一望でき幸先が良い。

登山口の清岳荘に着くと早朝というのに駐車場は8割が埋まっていた。
お盆の日曜日、混雑は当たり前でしょう。
登山届を出して出発した。登山道はすぐに林道に合流する。
 
清岳荘の駐車場、ほぼ満車

林道終点から登山道になる。沢に沿ってちょっと飛び石を渡り、緊張がある道が好きです。
下二俣で旧道の沢ルートを行きました。滝を鑑賞しながら歩きます。
夏にぴったりのコース、万丈の滝が一番大きく見ごたえがある。
この滝は横のスラブの急斜面を登ります。
 
万丈の滝
 
気持ちよいナメ

ナメの沢は滑ることもなく水音も気持ちよく歩けます。沢登りを思い出します。
見晴の滝を過ぎると水量が減って歩きやすくなる。水を離れて藪の枝沢を少しゆくと
上二俣に着きます。
大勢が休憩してました。

ゴロゴロとした急登に足を滑らせ、枝に頭をぶつけ、胸突き八丁を通過する。
灌木が低木になり、山頂への稜線が見えてきました。
登山者のゆっくりとした歩みが確認されます。

鞍部のザレタ広場に出ると羅臼岳が雲海にほんの少しだけ峰を見せていた。
斜里岳山頂も正面とらえ、山頂の登山者も見えています。
ここまでくると、あと少しだ、元気が出てくる。
 

山頂から羅臼岳の連山がガスの流れに見え隠れするる。
いい感じの雲海にかっこいい羅臼岳の姿に見とれます。
霧の中にオホーツクの海岸線が見えると知床半島を実感します。
 
雲海と羅臼岳

人が増えたので山頂を後にした。
上二俣で熊見峠からはコースを下った。熊見峠までの登りが苦しい。
振り返ると斜里岳が雄大に見える。
ハイマツに覆われた穏やかな峰が広く、北海道を感じる。
 
ハイマツと熊見峠

熊見峠に着いた。
下二俣までの急下降は膝に厳しいものでした。
ここからは沢を何回も横切るので最後まで気が抜けません。
林道に出ると一安心、無事に清岳荘に帰りました。

下山途中ででお会いした82歳の男性のしっかりとした足取りに感動しました。
登山届に下山報告を記入すると82歳の記入もありました。
道の駅パパスランドの温泉に飛び込み、車泊しました。
 
パパスランド付近で見た斜里岳